rootとlootの違いと覚え方 | 紛らわしい英単語の暗記メモ

rootとlootの違いと覚え方

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今日は、rootとlootの違いと覚え方です。

rootとlootの違い

root [‘rut]は「根」、loot [‘lut]は「略奪品」です。
綴りの違いは、根の方は’r’で始まり、略奪品は’l’で始まることです。

rootとloot

覚え方

それでは覚え方です。根の方の’r’は、「或る」と読み、略奪品の方は「得る」と読むことにします。
そうすると、これら2つの英単語の違いは、意味をも含めて以下の句に読み込むことができます。

暗記句:「或る」木の「根」元で得る「略奪品」

これだけだと、イメージしにくいと思うので、今日は、以下のようなストーリーを作ってみました。

通りすがりの旅人が、或る木の根元にピカリ!と光る1枚の小判を見つけ、興味を惹かれて土のやわらかい部分を掘り返してみると、何とそこには盗賊たちが逃走中に一時隠した略奪品の数々があったのでした!

rootは、木の根という意味ですが、比喩(ひゆ)としても使われます。
the root of a tongueといえば「舌のつけ根」、the root causeといえば「根本原因」です。
「根が出る、発根する」という意味で、動詞としても使われます。
また、数学で習う「ルート(√)」もこの単語なので、「9の平方根は3」といいたいときには、「Root 9 is 3.」とします。

一方、lootの方は、「略奪品」の他に「戦利品」という訳語もあります。
意味は同じですが、日本語に訳す際にどちらを用いるかは、その文章が略奪した側の立場で書かれているものなのか、略奪された側の立場で書かれているものなのかということをも勘案(かんあん)すると良いと思います。
また、単に、お金(money)の意味で使われることもあります。

例文で意味を確認!

それでは、双方の英単語の意味を、文章の中で確認しておきましょう。

Geraniums root easily.
(ゼラニウムは、すぐに発根する)
The cutting has taken root.
(挿し木が根づいた)
The square root of four is two.
(4の平方根は2です)
They split the loot three ways.
(彼らは、3つの方法で戦利品を分けた)
The burglar carried the loot in his bag slung over his shoulder.
(強盗は、肩からぶら下げた袋に入れて、戦利品を運んだ)
He made a lot of loot selling cars.
(彼は、車を売ってひと儲けした)

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